May 27, 2012

Muleskinner Live(1973年2月13日)

私なりに鬚の密林度を評価すると Clarence WhiteとBill Keithは許容範囲。
David Grismanは全体として密林度が高すぎるようにも思いますが かろうじて許容範囲内かと。
ただ二三日に一回剃れば充分なヒゲの薄い私としては つるつるお肌のSeatrain組Peter RowanとRichard Greeneの評価がどうしても高くなってしまいます。
とどのつまりは Muleskinnerには加わっていないもじゃもじゃなJerry Garcia翁の加わったOld And In The Wayはもってのほかということに。
Rolling Stone誌のReaders' Poll: Best Beards in Rockなる特集を見ると

 1. Billy Gibbons(ZZ Top)
 2. George Harrison(Beatles)
 3. Jerry Garcia(Greatful Dead)
 4. Dave Grohl(Nirvana, Foo Fighters)
 5. Jim Morrison(Doors)
 6. Dan Auerbach(Black Keys)
 7. Jim James(My Morning Jacket)
 8. Caleb Followill(Kings of Leon)
 9. Scott Ian(Anthrax)
 10. Rick Rubin(Producer)

と実にむさ苦しい顔ぶれ。

この手の顎髭が流行したのは The Bandの2nd Album(1969年)のJacketの影響でしょうか?
Working Man's Dead(1970年)やL.A. Woman(1971年)はその影響下にあるのかも。
もちろんBob "The Bear" Hiteなどの先達も点在していたようですが この手の顎鬚が流行りだしたのは 案外Garth Hudsonの影響かもしれません。
思いもよらず Garthはファッション・リーダーだったのかも...
明らかに Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Bandの整えられた髭とは別次元です。
本来 顎鬚は伸ばし放題ではなく こうあって欲しいものです。

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ということで Jacketのむさ苦しさでは群を抜く「Rydim Driven / Jimmy Riley」をヴィニール・コレクショ ンに追加しました。

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(少し大きすぎたかしらん)
Rydim Driven / Jimmy Riley / 1981年
 Record店でこのJacketを目にした瞬間 即時購入を決意。 裏面のDataを確認すると Produced By - Robbie Shakespeare & Sly Dunbar For Taxi Productionsの文字が燦然と。 こ のJacketの風貌と併せ鑑みれば Black Uhuruを上回る刺激的な音空間を味わえるのではと期待した次第。
 早速聴いたところ 風貌に似合わぬ実直なSoul寄りの歌唱を Sly & Robbieが丁寧に支える普遍的且つ高品質の仕上がりに吃驚。  当時は ブラコンと称される化学調味料過多の後味が残る音楽が持て囃されたご時勢。 若干原材料の安全性に不安は残るものの 後味のすっきりした聴了感はなかなかの美味。
 とは云うものの そこはSly & RobbieのPruduce。 My Woman's Love (Impressions), I Wish It Would Rain (Temptations), Everybody Needs Somebody To Love (Solomon Burke), I'm Gonna Make You Love Me (Diana Ross & The Supremes with The Temptations)といったSoul Tuneの調理法には一筋縄でいかぬものがあり 思わずほくそ笑む場面
 たまたま Rollingstone誌のWeb Siteで Readers' Poll: Best Beards in Rockという企画を目にして 1. Billy Gibbons(ZZ Top), 2. George Harrison(Beatles), 3. Jerry Garcia (Greatful Dead)と密林度の高い髭面が上位を占めるのを見て 突然このAlbumを思い出してしまいました。 なおこの時期 日本発売のReggaeのAlbumは Jacketをトロピカル・ムード満 点のおしゃれなリゾート感覚に満ち溢れたイラストに差し替えられるケースが多々ありました。 このAlbumは記憶にありませんが Reggae Street / Mighty DiamondsやBig Ship / Freddie McGregorなどとともに この方のFeel Free(Put The People First)もそんな 仕打ちにあっていたと記憶。
 なお蛇足ながら 息子さんのTarrus Rileyさんも相当むさ苦しいです。

こちらがJimmy Rileyさんの
Everybody Needs Somebody To Love
My Woman's Love
ということに。

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May 17, 2012

Sixteen / Iggy Pop

Iggy Pop師のSixteenは Neil Sedaka翁のHappy Birthday Sweet Sixteenとは だいぶ趣を異にするSixteenですね。

ということで「TV Eye / Iggy Pop」をヴィニール・コレクションに追加しました。

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TV Eye / Iggy Pop / 1978年
私は TroggsのReg Presley以来 Jim Morrison, Tim Buckley, Roger Chapman, Dino ValenteからDavid JohansenやJohnny Rottenなど いわゆる暴発型Vocalistが好きなのですが その中でも Iggy Pop師にはStooges時代よりかなりの思い入れがあります。

ニューミュージック・マガジン 1978年7月号 今月のレコード(P202)
評者 大貫憲章 評点 87点

 イギー・ポップの初めてのライヴ・アルバムである。そして、これは熱く激しくロックン・ロールしようとする男の叫びなのだ。
 イギー・ポップあるいは彼がかつて率いていたストゥージズに対する人気は、一部では今なお根強く、たとえばイギリスのパンク・ミュージシャンの多くはストゥージズを高く評価し、その作品をレパートリーに加えたりしている。それはすなわち、イギーの作品が狂気的なエネルギーを持っていることによる。
 さて、このアルバムだが、ストゥージズ時代の作品と、「愚者」以降の作品とが入り混ざった選曲で、A4(I Got A Right)はアルバム未収録のオリジナルだ。そして、そのどれもがなんとも形容しがたい混沌としたエネルギーを感じさせ、聴く者を圧倒する。スタジオ録音のものよりは、はるかにリアルな手ごたえがあり、それはいささか乱暴な編集や録音状態の悪さを補って余りあるのだ。

そもそも Iggy Pop師は 録音状態といった瑣末な問題に左右されることのないVocalistであらせられるのではないかと思います。 またお慕い申し上げていた大貫御大から「一部」扱いされたことに ほんの少し傷つきました。

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May 03, 2012

日本国憲法 天皇 / 羅生門

憲法記念日ということで。
ついでに「戦争の放棄」も。

7月6日に「サラダ記念日」を話題にする以上の気恥ずかしさかも...
言い訳がましくなりますが 私には LP盤に手を出さずSingle盤に留める分別はありました。

ということで 聞いている方が少し恥ずかしくなるほどの熱唱でお馴染みの「Chanson Best Collection 1500 第28集 / Gilbert Becaud」をヴィニール・コレクションに追加しました。

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「Chanson Best Collection 1500 第28集 / Gilbert Becaud」
価格は一枚1500円だったのでついつい食指が。確か第1集ダミアの「暗い日曜日」も購入した記憶があるのですが 見つかりませんでした。
もちろん 私はChansonにもGilbert Becaudにも詳しい訳ではないので 永田文夫先生の解説を引用。

 ジルベール・ベコーは、自分で作曲してうたうタイプの歌い手ですが、彼のシャンソンの第一の特徴は、やはりジャズの影響を受けていることでしょう。この道の先駆者には、ミレイユやシャルル・トレネらがいます。イヴ・モンタンも、適度にジャズ的な要素を織りこんで成功を収めました。ベコーは、先輩のトレネより、およそ15年おくれて、この世に ― そしてシャンソン界に姿を現しました。といっても、彼のゆき方は、単にシャンソンとジャズを結びつけたのではなく、あくまでもシャンソンの伝統を重んじながら、表現の手段として、ジャズを ― のちにはフォーク・ソングやゴスペルなどを ― 利用したというべきでしょう。何よりも重要なのは、それらのアメリカン・ポップスに見られる、ダイナミズムとファナティシズムの導入です。彼は、シャンソンに、強力なパンチをつけ加え、人々を熱狂させました。「ヒステリーは伝染する。ベコーは、大衆をヒステリーにしてしまった。」などと、攻撃もされましたが、若者たちはベコーを代弁者とみなし、圧倒的な支持を与えたのです。それはやがて1960年代のイエ・イエ時代の到来や、いわゆるフレンチ・ポップスの誕生を予言していたとも申せましょう。

それにしても「ダイナミズムとファナティシズム」とは実に的を射た表現だと思います。ただ私としてはVocalist史上 かなり凶暴な方なのではという印象も。特に「そして今は(Et Maintenant)」は 絶望を表現した花はおそかったや 暴力衝動を発散させるSearch And Destroyや体制に対する怒りをぶつけるOhioや無駄に熱いAlmost Cut My Hairや辻斬りのようなFM東京を凌駕する絶唱で 付いていけない部分も少し。

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April 15, 2012

Winner / Loser / Steve Winwood (GO Stomu Yamasita)

この曲は Albumの中で唯一Composed And Arranged By Steve Winwoodの作品。
1st Solo Album以降のゆったりとたおやかな大きなうねりを感じさせる独特のGroove感は TrafficのLast Albumから この曲を経由して出来上がったものと私は考えております。
その意味では Winwood Fanにとっては Crossing The Lineの絶唱以上に興味深い楽曲かも。

ということで「Talking Back To The Night / Steve Winwood 」をヴィニール・コレクションに追加しました。

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Talking Back To The Night / Steve Winwood / 1982年
前作のArc Of A Diverでひと稼ぎした後なので 札びらで頬を叩き豪華な顔ぶれを掻き集めるのではと期待したのですが 前作と似通った仕上がりだったので 少し拍子抜けした記憶が。

ミュージック・マガジン 1982年9月号
アルバム・ピック・アップ 小倉エージ(P180)

 このよさを何と評してよいのか、途方にくれてしまいます。ロキシーの「アヴァロン」以来の快作。 聞き応えがある、なんていっちゃうと、ドッシリとした重味とか、重厚感があるみたいだけれど、そうではない。軽妙というか、肩に力の入らぬリラックス加減、そのゆるさがなかなかに魅力。

Steely Danの失敗で懲りた小倉エージさんですが ここではArc Of A Diverで評価が定まった後 またも褒めちぎってしまいましたが ちょっと失敗だったかも。 小倉さんは当時の平均的な評価をなさる方なのでついつい取り上げてしまいます。 まあ事故以前の班目原子力安全委員会委員長のような存在かと。

一方 アルバム・レヴュー(P215)の大貫憲章さんは

 3枚目のソロ新作。前作がベストセラーとなって復活したウインウッド。でも彼は昔の彼ならずというとこで、軽めのアダルトなダンス・ミュージックじゃせっかくのヴォーカルがもったいないねえ。勝てば官軍なのかい?

ABCやスクイーズの評点が9点なのに対し 本アルバムの評点は6点。 流石 御大は耳が違います。
私にとっては Dirty MindControversyと破竹の勢いで快進撃を続ける新時代の天才Princeの前では Winwood師も明らかに影の薄い存在に。
などと毒づく割りに CD時代のBack in the High LifeにRoll with Itと聴き続けておりました。(逆に CD時代になってからはPrinceを聴かなくなったのは何故かしらん)

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April 08, 2012

恋のシャロック / 中尾ミエ

1968年 既にReggaeは日本に上陸しておりました。
PsychedelicなGuitarも好いですね。
スパーク3人娘のコンサートでは歌って踊っていらっしゃるのでしょうか?

ただ シャロックは「明星ヤングセンス 1968年 Summer号 (集英社)」によれば

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2拍目にグンと強烈なアクセントを持ってくるニュー・リズム<シャロック> シャッフルとロックのあいの子だ(原文どおり)
踊りは 2拍目のアクセントのところに阿波踊りの感じを取り入れているのが特徴
中尾ミエの夏の曲「恋のシャロック」で踊ってみよう


とのこと。

淡谷のり子さんや美空ひばりさん亡き後 中尾さんは女性歌手としては 食物連鎖の頂点に君臨なさっていらっしゃる方。
(もちろん和田アキ子さんの上位です)

その証拠に「うわさの真相(一行情報)」の扱いもずいぶんと丁重でした。

80/6 口先き女・中尾ミエに小佐野賢冶の”世話”を受けた過去が?
82/3 中尾ミエがエリート宣伝マンと夫婦同然の生活!小佐野賢治との仲は?!

「口先き女」の意味がよくわかりませんが...

ということで Folk界の食物連鎖でどの辺りに位置するのか定かではありませんが「Today Is The Highway / Eric Andersen」をヴィニール・コレクションに追加しました。

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Today Is The Highway / Eric Andersen / 1965年

Come To My Bedsideを関西フォークの皆さん(中川五郎 / 恋人よベッドのそばにおいで 加藤和彦 / ぼくのそばにおいでよ 岡林信康 / おいでよ僕のベッドに 高石友也 / おいで僕のベッドに)がよく演目に加えていたので 日本ではそれなりに名前が通っていました。私のような若輩者にとっては Bob Dylan, Pete Seeger, Malvina Reynoldsの次ぐらいに位置する方と崇め奉っておりました。

また
ボブ・ディランの「ノース・カントリー・ブルース」に中川がオリジナルの詞をつけた「受験生ブルース」
という記述をよく目にするのですが 私は Come To My Bedside同様 このAlbumのLooking Glassが基になっているように思います。 もっとも あくまでご本人はDylanを基にしているとおっしゃっていらっしゃいますので 的外れのようですが...
ということで You Tubeで中川五郎さんの受験生ブルースを探したところ 高石友也氏の旋律を用いた歌唱が多いのですね。 いわゆる懐メロ化したフォークをほとんど聞いていなかったので 今日の今日まで知りませんでした。 私は中川五郎さんの「受験生ブルース」のほうが好きだったのですが この柔軟な姿勢は支持します。
いつものように引用で済ますつもりだったのですが 適当なものが見つからず断念。 Blue River以降のEric Andersen Fanには解読不能の内容になってしまったと反省頻り。

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March 25, 2012

(Dance With The) Guitar Man / Duane Eddy

2011年6月 健在です。
1938年4月生まれなので 御年73歳ということに。

そういえば 1937年5月生まれのDick Dale師も健在です。

ちょっぴりTwangyな「Tuff Enuff / Fabulous Thunderbirds」をヴィニール・コレクションに追加しました。

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Tuff Enuff / Fabulous Thunderbirds / 1986年
Duane EddyやDick DaleのTwangy Guitarを想起させるJimmie Vaughanに惹かれてついつい入手するはめに。 この時期 評価の定まったPeter GabrielやSteve WinwoodやU2などの大御所はCDにて 購入 私にとっての初もの類はVinyl盤で購入していたようです。

アメリカン・ルーツ・ロック Music Magazine増刊
小出斉(P147)

シングルカットされた1(Tuff Enuff)が、文字通りタフなロックンロールなのだが、泥臭さを強く残しながらも、キャッチーな味付けの施されたもの。デイブ・エドマンズのプロデュースによって、ひと皮むけた 音になっており、映画に使われたこともあって大ヒット。彼らの名を、テキサスという地方区から全国区へと、一気に押し上げた。

実は私は この如何にもNew Wave風の装飾が施された「Tuff Enuff」が今ひとつ好きになれなかったのです。 現在の「AKB48」にも感じる「ぞんざいな造り」が気に入りませんでした。 甚だ主観的な物言いになりますが Love ScalptureのSabre Dance(剣の舞)以来 このAlbumのProducerであるDave Edmundsという人に胡散臭さを感じていたため 若干警戒心が強くなっていたのかも知れません。2 曲目のTell Me以降は 中々渋めの仕上がりなのですが...

そもそも私の世代では 「剣の舞」はバニーズの寺内御大やシャープ・ファイブの三根御大で聴き慣れた曲。
今さら ブルース・ロック風やサイケ風味付けで聞かされても 二番煎じ・三番煎じの感は舐めません。
尾藤イサオ&ドーンMekong DeltaSpontaneous Combustionのほうが面白いかと...

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February 25, 2012

写真時代 1986年 9月号(創刊5周年)

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荒木経惟 景色43 (P5)
草間彌生さんの存在感が荒木さんを圧倒。
改めて草間さんの偉大さに感じ入った次第。

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草間さんに迫る存在感を示す「Heavy Heart / Carla Bley」をヴィニール・コレクションに追加しました。

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Heavy Heart / Carla Bley / 1984年
Jacketの玉蜀黍のような髪の毛で辺りを睥睨し凄みを利かす風貌から 先鋭的な音作りを期待したのですが 随分と聴き易い仕上がり。 どこかに独特の捻りが必ずあるはずと何度も聞き直した記憶が。
とうよう翁もいささか拍子抜けのご様子。

ミュージック・マガジン 1984年5月号
アルバム・レヴュー ジャズ 中村とうよう(P223)

 5月に初来日するカーラpの83年秋の録音。ハイラム・ブロックgなどを加え、前作『艶奏会』以上にポップ。ホーンズがカッチリ編曲されている割にはノビノビとしてエロチックなのはさすがカーラだが、それでも編曲過多な分だけ前作よりスケールが小さい。 (評点 8点)

それにしても 官軍(土佐藩)の赤熊(しゃぐま)のような髪型は Steel PulseのDavid Hindsの煙突ヘアーとともに 80年代を代表する刺激的な髪型です。
存在感ではコシノジュンコ氏を凌駕し 草間彌生氏にも匹敵する迫力を感じます。

私はかなりCarla Bley姐さんにご執心だったようで 改めてCarla Bley姐さん関連を集約してみると何枚も手許に。
そもそも A Genuine Tong Funeralで お兄ちゃん達がGary BurtonやLarry Coryellに注目している中 Pops小僧の私はCarla Bley姉御の方に興味津々でした。

我が家に散在するCalra Bley姐さん関連銘柄。

Gary Burton / A Genuine Tong Funeral / 1968年
The Jazz Composer's Orchestra / Communications / 1968年
Charlie Haden / Liberation Music Orchestra / 1969年
Carla Bley / Escalator Over The Hill / 1971年
Carla Bley / Tropic Appetites / 1974年
Carla Bley / Dinner Music / 1976年
Carla Bley/European Tour(1977) / 1977年
Carla Bley / Live! / 1982年
Lost In The Stars / The Music Of Kurt Weill / 1985年

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February 07, 2012

Thunder And Rain / Ellen Foley

華奢な体型の割に野太い声が印象的でした。

言わずと知れたGraham Parkerの楽曲です。
もっとも本家のStick To Meはすぐ飽きてしまうと思ったので 幼気な若者をそそのかして買わせ 私はちゃっかりカセットテープに録音。
それに引き換え Ellen嬢はAlbumを買っているわけですが 単に見映えの差ということでしょう。
Graham ParkerはPub Rockという範疇の音楽のようですが 60年代からだらだらと聞いてきた怠惰な私にとっては 既に何度か経験している先祖帰りということで 真摯な姿勢で向き合うことはなかったようです。
ただIan Duryほどではありませんが VocalistとしてのGraham Parkerはそれなりに評価しておりました。
もちろんIan Duryもカセットテープ音源が中心。

唯一手許にあった「Laughter / Ian Dury & Blockheads」をヴィニール・コレクションに追加しました。

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Laughter / Ian Dury & Blockheads / 1980年
「Wilko JohnsonにDon Cherryが参加」ということで Rock専門家の皆さんの期待は随分と高かったようです。 下世話な付和雷同派の私も"This Album Contains Lyric Content Witch May Be Offensive To Some Members Of The Public"とのシールに思わず反応した次第。

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ミュージック・マガジン 1981年3月号
ますます底ナシ沼のイアン・デュリー・スープにもう一度スプーンを 鈴木慶一(P64)
 結論を言えば、イアン・デュリーは底ナシ沼の深みにはまりっぱなしで、前作よりも不良になった訳でもなく、更生もしていないということだ(そう、1年半待たされたワリにネ)。 悪くはないのだが。

アルバム・ピックアップ 中村とうよう(P174)
 この前の「ドゥ・イット・ユアセルフ」があまりにもすばらしい出来だったので、今回のイアン・デュリーのレコードには当然大きな期待が寄せられてきた。だが、とくに「ドゥ・イット・ユアセルフ」でデュリーのイメージを作った人は、今回の新盤には肩すかしを食わされた気がしたり、あるいはガッカリさせられたりするのではと思う。 (中略) ...でも「ドゥ・イット・ユアセルフ」はデュリーとしても少々決めすぎ、出来すぎのアルバムであって、今回の感じがキルバーン&ザ・ハイローヅのころからのデュリーの本来の姿だろう。

アルバム・レヴュー ロック(イギリス) 大貫憲章(P203)
まさに、生きるために音楽しているという切迫した、しかしヘヴィではない生々しさが躍動している。ドン・チェリーの参加も興味深い。(評点 9点)

大御所の皆さんが次々と。 ただどこか歯切れが悪いような印象が。 社会的弱者に対する遠慮か... 当時の私としては 意欲作で密度も濃いのですが あまり面白くなかったとの印象。

とうよう翁の「ドゥ・イット・ユアセルフ」三連発には 思わず苦笑。

私が好きなYes & No(Paula)。舞台下手に注目。
Don CherryとWilko JohnsonとIan Duryが並ぶと やはり迫力満点ですね。

後年 入手したベスト盤CDには このAlbumからはSuperman's Big Sisterだけが入っていました。

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January 27, 2012

Love Rollercoaster / Red Hot Chili Peppers

Beavis and ButtのHead Do Americaより。
Ohio Playersの原曲からの進化はそれほど感じません。
改めて Ohio Playersの普遍性及び先見性を再認識させられた楽曲です。

衣装的には Ohio Playersの圧勝。
Red Hot Chili Peppersは井手らっきょさんのようにすぐ裸になってしまいます。

「Ohio Players Gold / Ohio Players」をヴィニール・コレクションに追加しました。

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Ohio Players Gold / Ohio Players / 1976年
Ohio Playersというと 官能的なJacketが評判になりましたが 私にとっては 武田久美子さんや渡辺美奈代さんのセミヌード同様 今ひとつ刺激に欠け隔靴掻痒の感は否めません。

解説(越谷政義)より

「スキン・タイト」「ファイアー」そしてレイテスト・ヒット「いかすぜ!クー!」・・・・・・といったベスト・セラーに加えて新作2曲をも収録されているこのオハイオ・プレーヤーズのニュー・アルバムはまさに"ゴールド!"。70年代に入ってファンキー・ソウル・グループとして名声を博し今や名実共にソウル界のナンバー・ワン・グループとして各方面から絶賛されているオハイオ・プレーヤーズの全貌をこの"ゴールド"で完璧に知ることが出来る――
(中略)
 オハイオ・プレーヤーズも1974年、"からっ風の街 / Windy City"イリノイ州はシカゴに本拠地を構えるマーキュリー・レコードに移籍し、より大型化したクリエイティヴな方向性の中からファンキー・ソウル・サウンドを生み出し、それは冒頭で前述したようにあらゆるタイプのコンテンポラリー・ミュージックをクロスオーバーさせより暫(原文通り)新的な姿勢の中で自分達のサウンドを展開していくわけだが、何よりもその中で我々R&B / ソウル・ミュージック・ファンを喜ばせることといえばオハイオ・プレーヤーズのサウンドの基本にはリズム&ブルースがあり、もちろんルーツにもR&Bがあるわけでこのあたりがファンキー・ソウル・バンドでありながらもただ単に今の流れの中に促すだけではなくはっきりと自分達のポリシー、前述したサウンド展開の基本を持っている、といえるわけでそのあたりに15年以上にも及ぶオハイオ・プレーヤーズの地道な努力の跡がうかがえるのだ。


元ローリング・ストーンズ・ファン・クラブ会長"funky Mike"こと越谷政義氏が駆使する「ファンキー・ソウル・サウンド」に「R&B」に「リズム&ブルース」に「ソウル・ミュージック」に「コンテンポラリー・ミュージック」。さらに「ファンキー・ソウル・グループ」と「ファンキー・ソウル・バンド」などの数々の専門用語と思しきカタカナ語。 私のような素人にはその使い分けの尺度がよくわかりません。
何はともあれ Up TempoのSkin Tightにしろ Slow TempoのSweet Sticky Thingにしろ その精緻な音創りは今聞いてもわくわくしてしまいます。

ところで African Americanの音楽に疎い私が かねてより一目置いているのが山田詠美姉御。
今回は日本の方とご結婚ということで吃驚仰天。

03(ゼロサン)創刊号(1989年12月) 新潮社刊(P36)
AMY'S FAVORITE CLUBS IN MANHATTAN
間違いだらけのクラブ選び マンハッタン・ナイトクラビング 山田詠美

(前略)
 さて、イーストヴィレッジまで来たからには、<ペイデイ>のことを書いて置かなくては。ここは、常に移動しているので、場所を決めてしまうわけにはいかない。今回は、グランドストリートの大講堂。ニューミュージックセミナーという催しがあり、私たちは狂喜した。だってアイスTとか、MCハマーがステージで演るって言うんだもん。もともとラップミュージック中心だった<ペイデイ>とはいえ、二つまとめて見られるなんて、あまりあることじゃない。会場には、短パンにナイキかサンダル、短パンをかくすくらいにぶかぶかのシャツを着た黒人の男の子が大集合。ボックス型のヘアカットにベンツやヴィトンのマークを刻み込んだ男の子たちが、胸のアフリカンペンダントをぶらさげて、盛り上がろうとしていた、のだが、催しもののために、プレス人口が多く、ラップコンサート本来の行儀悪さに欠けて、いまいちであった。
でも、私は、見物人の中に、あの一文字眉毛のアル・B・シュアを見てしまったのだ。たくましく男らしいアル・B!と思いきや、彼は単なるデブであったので、悲しかった。おまけに、MCハマーは、演らないし。ジャングルブラザースの呑気な面々が出て来たのは、もうけものであったが。実際に見たアイス・Tは、雑誌の<ラップマスターズ>なんかで見るより、ずっと格好良かった。思わず、彼と一緒に、裸のけつをつかんで、ファックしろ!と叫んでしまったはしたない私であった。でも、彼とLLクールJは、やはり仲が悪いのだと再確認。Jは、皆に嫌われているみたいだ。

ニューヨークの夜を活写。
ただ当時の私はこれを読んでもちんぷんかんぷんで さすがは詠美姉さんと感服した次第。

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「03(ゼロサン) 創刊号」には
他にも
 高城剛さんが「ディスコ・カルチャーからクラブ・カルチャーへ」という文章を寄稿
 Dr.Dreがアンケートに「暇なときにすること:セックス」「ひとに自慢できること:セックス、レコード、厚い胸板」と回答
 ジェイ・マキナニーが対談に登場
 1986にKurt AndersenやGraydon Carterによって創刊されたNew YorkのSPYという雑誌について
 ウォーホールとInterview誌の20年
などなど なかなか興味深い内容。
ただ あくまで突出することなく中道を歩まんとする一介の市井人たる私としては かけ離れた世界の話が多く 買い続けることはありませんでした。

そうそう 私のお目当てはスパイク・リーのInterviewでした。

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January 15, 2012

Don't Forget Me / Neko Case

本家のNilssonも味わい深いものがあるのですが この頃から喉の荒れが気になりだしました。

Elvis Costello, Sheryl Crow, Jesse Winchester, Ron Sexsmithは手持ち無沙汰というか休憩中。
ちょっと間が持てない感じが面白いです。
Costelloは寝ているのかしらん?
「Sandman / Nilsson」をヴィニール・コレクションに追加しました。

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Sandman / Nilsson / 1976年
邦題は「眠りの精」。 背表紙は「L」が一つ多い「Nillsson」になっています。

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帯には「ボトルを抱えた砂男は、おかしなおかしな眠りの精なのです...... 」と。
お酒のせいでしょうか 曾ての美声が随分と損なわれ 嗄れ声になってしまったのが残念です。

ニューミュージック・マガジン 1976年4月号 今月のレコード(P186)
評者 亀渕昭信 評点 93点

こんなに素晴らしいレコードを聴いたのは久しぶりだ。増々、ニルソンが好きになってしまった。アイ・ラヴ・ユー・ムーチョムチョ!!
前のアルバムは、僕にとって少しピントはずれだったので、僕もついに波長が狂って来たのかと思った、けど、今度はピッタリ。
 真面目さとジョークと狂気、そして暖い心根が渾然一体、行間ではなく、溝間からにじみ出て来るのであります。ああ、ニルソン.........!! あなたは、アル中のフランケンシュタイン・アインシュタイン・キング・コングなのだ。あなたは、多分、エンサイクロベディア・ブリタニカには載らないだろうけど、エンサイクロベディア・カメブチ家には、絶対、載る人なのだ。あなたは、ロックとか、ポップスとか、更には音楽なんて枠から、既に、はみ出してしまったのだ、IQ300なのだ。凄い人なのです。
 ヴァン・ダイク・パークスも、もう少しで、小便ちびりそう、ヤッホー!

なんとも独特な語り口調の文体です。 ちょっと付いていけない部分もあります。 嵐山光三郎さんや椎名誠さんや南伸坊さんや渡辺和博といった昭和軽薄体を先取りしたかのような饒舌。
Album自体も少々羽目を外し過ぎたきらいがあり 亀渕氏の文章とともに もう少し抑制を効かせていただきたかったとの思いが。 とは申すものの The Ivy Coverd WallsからThursday Or, Here's Why I Did Not Go To Work Todayの流れは素晴らしいです。

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