Let Me Wrap My Arms Around You / Solomon Burke
私にとっては まさに痛恨の一枚と言えるMusic To Make Love Byより。
ニューミュージック・マガジン 1975年 10月号(P138)より
Solomon Burke
新たな出発(Music To Make Love By) / ソロモン・バーク
評者: 中村とうよう 評点: 86点
しかしとにかくソロモン・バークはほんとにうまい。
B①はシナトラが歌った曲だが全然問題にならんほどバークのほうがうまいのだ。(All The Way)
近頃のヘナチョコ・ソウル歌手なんかのレコードとは段違いにすばらしいのも事実だ。
この文章が頭の隅に残っていたのでしょうね 長年の勘でJacketに違和感を覚えつつも購入。
聞いて吃驚仰天! 語りが入っているではないですか!! Barry White And Love Unlimited Orchestraのようではないですか!!!
Soulを沢山聞いている方なら その中の一枚ということで笑って済ませるのかもしれませんが 私にとっては 唯一のSolomon BurkeとなるはずのAlbum。
よくよくニューミュージック・マガジンを読み返すと
「うますぎて」「こういう曲までもソウルいっぱい風に歌えてしまう」「五木ひろしのつまらなさと同じようなつまらなさ」
などの言葉が...
当時の私は 行間を読み取る能力が乏しい未熟者だったということに。
今は結構気に入っていますが とうよう翁のように人さまにおすすめする気持ちにはなりません。
もちろんちょっと照れるコレクション(音楽)に載せることもためらったほど。
ということで 同じ10月号ですが こちらの期待通りの出来栄えだった「Hydra / Land Of Money / 1975年」をヴィニール・コレクションに追加しておきました。
Hydra / Land Of Money / 1975年
Nitzingerに続き 当時すでに英国ものの重鎮であらせられた大貫憲章先生が畏れ多くも採点をしてくださった米国Rockの第二弾!!
ニューミュージック・マガジン 1975年 10月号(P149)より
評者: 大貫憲章 評点: 94点
このアルバムは2作めのものだが、日本ではデビュー盤。力強くはずむリズム、生き生きとしたビート、荒々しくもシャープなギター、説得力のあるダイナミックなヴォーカルとまず文句のつけようがない。 ミディアム・テンポの泥臭いラフなサウンドは、しかしポップでもあり、何より味わい深い。いかにも南部のバンドらしいが田舎臭さはなくかなりアカ抜けているのが特徴。タイトル曲がやはり最高の出来。 大地を震撼させるハード・ロック・サウンドである。
一方 Rolling Stone誌では
Hydra vocalist Wayne Bruce has his Paul Rodgers imitation down pat, complete with typical Rodgers groans and pauses, and the title cut is concrete proof that not all copies of Steppenwolf's Monster were melted down and reprocessed into McDonald's Happy Cups.
などと Bad CompanyとSteppenwolfとの類似性を指摘。 全くもって余計なお世話ですね。
全部引用で済ましてしまおうかとも思ったのですが 私も一言だけ。 悠揚迫らずI-75をPeterbilt359で60mi/h(約100km/h)運転している時には最高の音楽でしょう。 ただ 曲がりくねった狭い道や信号の多い日本の道路を走るには もう少しTempo Changeをしていただかないと飽きてしまいますね。
こちらはHydraの1st。



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