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December 31, 2011

荷風散人の大晦日(断腸亭日乗より)

大正14(1925)年
日暮里病院の帰途桜川町の女を訪ふ。
淫蕩懶惰の日を送りて遂に年を越しぬ。

昭和2(1927)年
初更お歌来る。
除夜の鐘鳴りやみし時、お歌の帰るを送りて門外に出でて見るに、上弦の月は既に没し淡烟蒼茫として四鄰の樹木を籠めたり。

昭和3(1928)年
女好きなれど処女を犯したることなくまた道ならぬ恋をなしたる事なし。
昭和5(1930)年
郵船会社の株は無配当となり、東京電燈会社の如きも一株金壱円の配当なり。されど予が健康今年は例になく好き方にて夏の夜を神楽阪の妓家に飲みあかしたることもしばしばなりき。五十二歳の老年に及びて情癡なほ青年の如し。
昭和8(1933)年
余今日までいろいろの女と交際したれど、この度の如く何の関係もなき唯の知合ひの女より突然金の無心を言はれし事なし。
昭和12(1937)年
芝口の金兵衛に至りいち子と共に茶漬飯を喫す。いち子余が家に来り小憩して後麻布十番なる姉の家に行くとて待たせ置きたる円タクに乗りて去れり。
昭和15(1940)年
宿屋に泊り下女に戯れて恥をかかさるるも何のとがむる所かあらむ。人間年老れば誰しも品行はよくなるものなり。
昭和16(1941)年
寝に就かむとする時机上の時計を見るに十二時五分を過ぎたるばかりなれど除夜の鐘の鳴るをきかず。これまた戦乱のためなるか。恐るべし恐るべし。
昭和18(1943)年
今は勝敗を問はず唯一日も早く戦争の終了をまつのみなり。
かくして日本の国家は滅亡するなるべし。

昭和23(1948)年
夕餉を終りし時停電となる。昨夜春街氏の携来りし石油ランプにて辛じてこの日の事をしるす。
かくして戦後の第四年は過ぎ去りぬ。

かくして 若い頃の荷風散人に負けず劣らず女性関係の派手なミカエル・ブルムクヴィストが活躍する「ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士 / スティーグ・ラーソン」を海外推理小説に追加しました。

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ミレニアム 3 眠れる女と狂卓の騎士 / スティーグ・ラーソン
(早川書房 2011)
主人公: ミカエル・ブルムクヴィスト(ミレニアムの発行責任者・共同経営者・記者)

リスベットはザラや金髪の巨人との死闘で重傷を負い入院。 公安警察特別分析班は過去の策謀が白日の下に曝されるのを恐れ リスベットの口封じなどを画策。 そしてミカエルは その実態の本格的調査を開始。 特別分析班の危機管理は オリンパス㈱の菊川・森・山田組や大王製紙㈱の井川家を想起させるものが。 光源氏や若き日の荷風散人のように華やかなミカエルの女性遍歴は相変わらず。 新たに女性が登場する度「ミカエルの毒牙にかかってしまうでは」などと物語の展開以上にハラハラ。 結局一名がミカエルの手中に...

お正月にゆっくり読むつもりだった「ミレニアム」三部作は読了。どうしましょう...
講談社青い鳥文庫の「源氏物語」と「平家物語」でも読みましょうか。

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December 29, 2011

Maria / Blondie

再結成後の1999年の曲らしいのですが 私は「ミレニアム2」で初めて知りました。

上巻(P462)
 やがて携帯電話の電源を切り、ベッドにもぐりこんだ。しかし十一時をまわってもまだ眠れない。ミカエルは起き上がると、コーヒーメーカーのスイッチを入れた。CDプレーヤーのスイッチも入れ、デボラ・ハリー(1945~。アメリカの女性ミュージシャン。ロックバンド"ブロンディ”のボーカリスト)の歌う『マリア』に耳を傾けた...

デボラ・ハリー姐のお誕生日は7月1日とのこと。
このLiveは「July 10th, 2011」となっているので 御年66歳の雄姿。
ある程度の劣化や蝋人形化の兆候は否めないものの 一定の水準を維持。深い意味はありませんが 和田アキ子さんは1950年生まれで 山本リンダさんは1951年生まれ。

といったところで 「ミレニアム 2 火と戯れる女 / スティーグ・ラーソン」を海外推理小説に追加しました。

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ミレニアム 2 火と戯れる女 / スティーグ・ラーソン
(早川書房 2011)
主人公: リスベット・サランデル(フリーの調査員)

「ミレニアム 1」でミカエルを助けた天才ハッカーが主人公。 月刊誌「ミレニアム」から人身売買・強制売春を題材にした本を出版する予定だったカップルが殺害され 現場に主人公の指紋のついた銃が。 そして警察とは別の主人公を狙う一団。 前作では「源氏物語」を連想しましたが 本編では合戦が中心で犠牲者も多く「平家物語」を想起。 「一の谷の合戦」「屋島の戦い」「壇ノ浦の合戦」などと比べつつ 「源義経」「弁慶」を筆頭に「源頼政」「平清盛」「平宗盛」「平教経」「源頼朝」「常盤御前」などに 登場人物を当て嵌め一人悦に入るのでした...

私のお気に入りは 敵役ザラ側の弁慶と思しき「無痛症で身長は2メートル、体重は130から140キロ」のロナルド・ニーダーマン(金髪の巨人)
「身長は193cmから201cm、体重は115から146キロ」のハルク・ホーガン(Hulk Hogan)と同程度の体格ということに。(身長・体重はWikipediaより)

下巻(P262)でのリスベット側の弁慶と思しき「元プロボクサー」パオロ・ロベルトとの闘いは「Rocky III」以上の迫力かも。

4分30秒辺りから。

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December 23, 2011

Immigrant Song / Trent Reznor & Atticus Ross (featuring Karen O)

「ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女」のハリウッド・リメイク版より。
Nine Inch NailsとYeah Yeah Yeahsという組み合わせ。

Sweden といえば ABBAはともかく 「スエーデンの城(Chateau en Suede)」のテーマ曲の他 Spotnicks, Europe, Yngwie Malmsteen辺りが頭に浮かんでしまいます。
ハリウッド版ではLed Zeppelinを選択と...
確かにMando Diaoではなくて Death Goth MetalなKatatoniaとかTiamatの方がリスベット姫の好みのようですが。
AXNミステリーで盛んに宣伝されていた「ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女 (スウェーデン版)」も見ないように気をつけて ひたすらお正月に読むのを楽しみにしていたのですが うっかりパラパラと頁をめくったところ 一気に読了してしまいました。

といったところで 「ミレニアム 1 ドラゴン・タトゥーの女 / スティーグ・ラーソン」を海外推理小説に追加しました。

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ミレニアム 1 ドラゴン・タトゥーの女 / スティーグ・ラーソン
(早川書房 2011)
主人公: ミカエル・ブルムクヴィスト(ミレニアムの発行責任者・共同経営者・記者)

花森安治さんか梶山季之さんか矢崎泰久さんのような主人公が 自衛隊のクーデター計画の楢崎議員や堀江メール事件の永田議員のように偽情報に基づく記事を書き 名誉毀損で有罪に。 そんな時 兄の孫娘が失踪した件を調査して欲しいとの大手企業の元会長の依頼あり。 話の展開に加え 主人公の「大桃・麻木」同時進行の山路徹くんを凌ぐ光源氏並みの女性遍歴に反応。 源氏物語の「紫の上」「明石の上」「葵の上」「六条御息所」「空蝉」「夕顔」「雲井の雁」など 登場する女性を当て嵌め一人悦に入るのでした...

なお 源氏物語には何度も挑戦したのですが 漫画も含め一度たりとも通読できたことはありません。
結局 私の源氏物語についての知識は 中学生の頃読んだ「現代思想社刊 現代教養文庫 源氏物語入門(池田亀鑑 著)」と村山リウさんのお話の聞きかじりだけで今日に至っている次第。


円地文子さん(新潮社刊)の場合は 全十巻のうち 巻二で頓挫しました。

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December 19, 2011

Raise Your Hand / Tom Jones with Janis Joplin

ほぼ互角の勝負ということにしておきましょう。
ただ腰の動きでは やはりTomに軍配を。

Tina Turnerはどうでしょう。
お相手がMickの時に比べると 随分とTinaの行儀が良いような気がします。

Chaka Khan辺りは あっさりと圧倒。

Aretha Franklinは 結構寛いでいるような気がします。ただ「変な英国人ね」という戸惑いも少し...

Joe CockerMichael McDonaldが血だるまにされた Abdullah The Butcher否 Patti LaBelle姐との闘いは見つかりませんでした。残念。

ということで 日本の狂信的Rock青年たちから迫害を受けていた「Live At Caesars Palace / Tom Jones」をヴィニール・コレクションに追加しました。

Live At Caesars Palace / Tom Jones / 1971年

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この迫力は この時点でPresleyを凌駕し Iggy PopもAxl RoseもEddie Vedderもたじたじです。 ただ 当時の私としては Nat King Cole以上に聴いていたことを秘密にしていました。 1970年代初頭 Rock全盛期にTom Jonesを聞いていることを仲間のRock青年たちに知られれば 鞭打ち・火責め・水責めに遭い 三角帽を被され自己批判の札を首から下げさせられ 市中引廻しの上 磔・獄門にされたかもしれません。 Bobby CaldwellやBoz ScaggsやHall & Oatesまで含めてBlue Eyed Soulと称される方々が African Americanの持つ一種の灰汁を取り除いていらっしゃるのに対し Sir Tom Jonesの場合は Blue Eyed Soulの範疇には収まりきらぬ部分が多々見受けられます。 特に猥雑な腰の動きは チョコボール向井さんか加藤鷹さんに匹敵。

解説より (青木啓)
 待ってました!!と大向うから声が飛んでくるに違いない、これはトム・ジョーンズのニュー・アルバム。しかもライヴ・レコーディング2枚組とあっては、ファンたるものうれしくならずにはいられない。 トム・ジョーンズのステージが、どれほどエキサイティングな迫力とスリリングな魅力に満ち溢れたすばらしいものであるということは、今さら改めていうまでもあるまい。それは1970年5月から本邦各地で放映されたTV番組「トム・ジョーンズ・ショウ」(原題は"This is Tom Jones"という)で多くの人が知っているはずだ。この「トム・ジョーンズ・ショウ」をみたことによって、私たちはスゴイ、スゴイといわれていたトム・ジョーンズのほんとうの魅力が理解できたのだが、それまであまりトム・ジョーンズに関心のなかったポップ・ファンをも、がぜん熱烈なトム・ジョーンズ党に引きずり込んでしまったのも、この「トム・ジョーンズ・ショウ」だった

Guitarは もちろんRichie BlackmoreやJimmy Pageの師匠筋にあたるあのBig Jim Sullivanです。

Jerry Reed, Glen Campbell, Big Jim SullivanにTom Jonesが加わった夢の共演も。

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December 14, 2011

Up Up Up / Givers

ひょっとすると Albumも買ってしまうかも。
結構 中身の濃い演奏。
ちゃきちゃきのTiffany嬢が ちょっとハスキーボイスで好いですね。声質ではJackie DeshannonやEddi Reader路線のお気に入りかも...
Percussionistとしても Maureen TuckerやKaren CarpenterやSheila EやMeg White以来の逸材かと。
ちょっとへなへなしたお兄さんも Jonathan Richmanのようで好印象。

何と言っても 今年の音楽界はAdeleでした。
ただ私には AdeleやKaty Perryは容姿も含め 輪郭がはっきり・きっちりしすぎているようです。
そんな中 Party Rock AnthemにSexy and I Know Itと うっかりFlo & Eddieを思い出してしまったLMFAOに大いに楽しませて頂きました。
昨年のFuck You / Cee-Lo Greenに続き Hey Ya / Outkast路線がゆ っくりとながら進化したようです。
LMFAOは なんとMotownのBerry Gordyの息子さんとお孫さん。(二人の関係は年の近い叔父と甥)

一方で Lady Gagaの音作りが 往年の王道Rock路線に収斂・退化しつつあるのが残念です。

なお ことしもiTunesで曲単位の購入が主体。
CDの新譜は ほとんど買っていません。
そもそも 旧来のRock業界ではCDの質量に見合った作品を定期的に発表できる人材はかなり限られているのではないでしょうか。
Samplingを駆使するHip-Hop系に人材が集まってしまうのも必然かと。

ということで 今年よく聞いた曲。

1. Sexy and I Know It / LMFAO
2. Pumped Up Kicks / Foster The People
3. Limit To Your Love / James Blake
4. Moves Like Jagger / Maroon 5 ft. Christina Aguilera
5. Body And Soul / Tony Bennett & Amy Winehouse
6. Up Up Up / Givers
7. Someone Like You / Adele
8. Firework / Katy Perry
9. The Afterlife / Paul Simon
10. Longing To Belong / Eddie Vedder

なお Sexy and I Know It / LMFAOは 今日現在(2011年12月14日)You Tubeで1億6千万人の方がご覧ですが 低評価の方が6万1千人もいらっしゃいます。私のような良識派としては 実に憂うべき事態です。

そして今年一番残念だった曲は Miracle Worker / SuperHeavyでしょう。

Maroon 5が Moves Like Jaggerで持ち上げてくれて Joss Stone, Damian Marley, A. R. Rahmanも頑張ったのに 晩年のカダフィ大佐に似てきたMick Jaggerご本人とエマニエル夫人の夫ジャンのようなDave Stewartが台無しにしてしまいました。

因みに 昨年の10曲はこんな感じでした。

1. Fuck You / Cee Lo Green
2. Check It Out / Nicki Minaj will.i.am
3. My Baby Left Me / Rox
4. Love The Way You Lie / Eminem ft. Rihanna
5. Airplanes part 2 / B.o.B feat. Hayley Williams And Eminem
6. Empire State Of Mind / Jay-Z Alicia Keys
7. Mine / Taylor Swift
8. Alejandro / Lady Gaga
9. XXXO / M.I.A.
10. Teenage Dream / Katy Perry

どうやら私の中で Lady Gaga旋風も収束に向かったようです。やれやれ。

ついでながら この人達のこの曲サイ ケ時代のあ行からな行までのリンクを更新しました。

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December 10, 2011

手紙 / 由紀さおり

この時点で既にPink Martini化計画が進行していたのですね。まずまず納得の仕上がり。

歌手としての活動に加え ドリフとのコント家族ゲームでの演技も印象に残っています。
多方面にわたる持続的で高水準の活躍ぶりは特筆に値するかも。
そして今般は 再び歌手として脚光を浴び吃驚仰天です。

とはいえ Pink Martiniとの共演では 何故凡庸な1969年の「夜明けのスキャット」を選んだのでしょう。
外人さん(特に欧州)は 「Scat In The Dark」を聞いても「Danielle Licariの物真似をしながら Sound Of Silenceを歌っている」ぐらいにしか感じないかも...
それとも あくまで日本向けということなのでしょうか?
「売国奴」「非国民」との謗りを免れぬ行為とは思いつつも 夷狄の楽曲を愛好する者としては 突然の「由紀さおり旋風」にある種の戸惑いを。
Pink Martini Fanの日本人と云う案外複雑な立ち位置からは Thomas Launderdaleの「昭和歌謡を熟知しているとは到底思えない意表をつく和もの選曲」が毎回楽しみでした。
(「黒蜥蜴の唄」「菊千代と申します」「タ・ヤ・タン」ときて 「おおっ! 外人さんはこんな曲に反応するのか!!」という新鮮な驚き)
更に 不必要なほど原曲を重んじる演奏は 「Sho-Jo-Ji / Eartha Kitt」に慣れ親しんだ洋楽愛好家としては いささか居心地が悪く面映いものが。
今般の由紀さおりさんとの共演で Thomasさんが「昭和歌謡への造詣を深めてしまい 真っ当な選曲に陥ってしまうのでは」というかなり身勝手な危惧を抱いてしまいました。
そもそもChina Forbes姫あってのPink Martiniということで Saori Yuki媼の存在意義を極めて限定的に捉えているのが本音。
私としてはChina姫の「下町育ち」「命預けます」「いっちゃえいっちゃえ」の方が聞いてみたいのです。

以上 日本の昭和歌謡を愛する一方で Pink Maritiniへの偏愛も捨てがたい爺の複雑な心境を思わず吐露してしまいました。
いずれにせよ 歳のせいか世の中の流れとのズレを感じる今日この頃です。

ということで 日本人にも愛された「Best 20 / Nat King Cole」をヴィニール・コレクションに追加しました。

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Best 20 / Nat King Cole / 1970年
いわゆるPops小僧が時代の流れでRockを聴き始めたという軟弱な私は 急進的なRock志士たちの天誅に怯えつつ密かに旧来のポピュラー音楽を聞いていた次第。

解説より。(無記名)
...コールの声はベルベット・ボイスと呼ばれているが、彼の多くのレパートリーを聞いても分かるように一曲、一曲に心の中で感じた表現方法を歌の中に充分発揮している。又、彼のレパートリーも、ポピュラー・シンガー中、随一ではないだろうか。ジャズのスタンダード、映画音楽、ラテン、カントリー・アンド・ウェスタン、ミュージカル・ナンバー、シャンソン、そしてヒット・チューン迄。特に他の歌手が余り取り上げないような平凡な歌でも、コールの手にかヽると「水を得た魚」ではないが、生き生きとしてくるから不思議である。一時、盲目の歌手、レイ・チャールズが無名時代に、ナット・キング・コールに魅せられ、同じトリオを結成し、彼の物真似をしていた時代があったそうである。又、グレート・エンタテイナーとしてその名を世界中に広めたサミー・デイビス・ジュニアのタウン・ホール・コンサート、ココナツ・グローブでの実況録音盤にコールの物真似が加えられている。如何に彼の人気が高かったか、この事を見てもお分かりのことと思う。
(中略)
又人種差別の激しいアメリカの中で、キング・コールは人種民族に対してひとつの大きな金字塔を打ち建てたのである。

もちろん ブラック・パワー華やかなりし60年代には Uncle Tom批判もあったとは思いますが その才能が人種を超えて評価されていたと私は解釈しています。 またRay Charles師やSammy Davis Jr.師に限らず Sam Cooke師もNat King Cole尊師の十八番「When I Fall In Love」を丁寧に歌っていることからも この時期 黒人歌手の憧れ・目標であったことは間違いないようです。 それにしてもタバコが美味しそうですね。

Ballad of Cat Ballou - Nat King Cole and Stubby Kaye

Jane Fondaが好いですね。 私の基準では Barbarellaの次ですが。

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December 02, 2011

木村次郎右衛門さん(114歳)が長寿日本一に

男性の長寿日本一は 1999年の石崎伝蔵さん以来の快挙ということに。
女性優勢の中 国際レベルでも世界第三位の実力者。
男性では 中願寺雄吉さんや田鍋友時さんでさえ成し得なかった偉業「男性としては泉重千代さん(120才)以来の長寿世界一」の達成に期待が高まります。
(言わずもがなですが 木村次郎右衛門さんは 今現在 男性の部では既に世界一です)

長谷川チヨノさんのご冥福をお祈りします。

(女性の部)
 1999年4月より 本郷かまとさん(116才)(5年連続 丸二日起きて二日眠る)
 2003年10月より 川手ミトヨさん (114才)
 2003年11月より 小山ウラさん (114才)
 2005年4月より 皆川ヨ子さん (114才)
 2007年8月(13日)より 中野シツさん(113才)
 2007年8月(19日)より 豊永常代さん(113才)
 2008年2月(22日)より 山中かくさん(1894年12月11日生 113才)
 2008年4月(5日)より 知念カマさん(1895年5月10日生 114才)
 2010年5月(2日)より 長谷川チヨノさん(1896年11月20日生 113才)
 2011年12月(2日)より 大川ミサヲさん(1898年3月5日生 113才)

(男性の部)
 2000年1月より 中願寺雄吉さん(114才)(4年連続)
 2003年9月より 仲村 亀二さん(109才)
 2004年5月より 小沢愍昌さん(109才)
 2004年7月(12日)より 村上藤太郎さん(109才)
 2004年7月(30日)より 重高小八さん(110才)
 2005年7月(3日)より 徳田二次郎さん(111才)
 2006年6月(13日)より 田鍋友時さん(1895年9月18日生 113才)(3年連続)
 2009年6月(19日)より 木村次郎右衛門さん(1897年4月19日生 114才)

「長寿世界一の方々」
 2004年 5月29日より
 マリア・エスター・ド・カポヴィッラさん(女性 116才)...在位2年3ヶ月
 2006年8月27日より
 エリザベス・ボールデンさん(女性 116才)...在位3ヶ月半
 2006年12月11日より
 ミリアノ・メルカドさん(男性 115才)...在位1ヶ月半
 2007年1月24日より
 エマ・ティルマンさん(女性 114才)...在位4日
 2007年1月28日より
 皆川ヨ子さん(女性 114才)...在位6ヶ月半
 2007年8月13日より
 エドナ・パーカーさん(女性 115才)...在位1年3ヶ月半
 2008年11月26日より
 マリア・デ・イエスさん(女性 115才)...在位1ヶ月強
 2009年1月2日より
 ガートルード・べインズさん(女性 115才)...在位8ヶ月強
 2009年9月11日より
 知念カマさん(女性 114才)...在位1年8ヶ月弱
 2010年5月2日より
 ウジェニー・ブランシャールさん(女性114才)...在位6ヶ月
 2010年11月4日
 マリア・ゴメス・バレンティンさん(女性114才)...在位7ヶ月半
 2011年6月21日
 ベシー・クーパーさん(女性115才)

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December 01, 2011

2011年の新語・流行語大賞

「なでしこジャパン」とのこと。
まずまず良識的な選択に感服。

私の印象に残った言葉といえば

枝野さんの
 「万全の策」
 「冷静に」
 「念のため」
 「直ちに健康に影響が出る数値ではない」

渡邉恒雄さんの
 「陰部の毛もかくさない関係」(文藝春秋2011年6月特別号)
 「モガベー」(モバゲー)
 「オビ・タスキ」
 「最高級の弁護士」
が拮抗。
叶姉妹の「芸歴26年」や立花隆の樋口一葉の井戸に対しての「それは物理的に存在するが一般人が認識出来る形では存在しない。」や福島原発関連の「速やかにやらなければ処分する」や「特別な関係(西山審議官)」や「たまり水」や「非常によく熟知(ハイパーレスキュー隊の隊長さん)」も印象に残っていますが 枝野さんとナベツネさんには敵いません。

そして昨年の斎藤佑樹くんの「何か持っていると言われ続けてきました。今日何を持っているのか確信しました・・・それは仲間です」に匹敵する虫唾の走る言葉は 村上春樹さんの「非現実的な夢想家」ということに。

「怪しいお米 セシウムさん」にもそれなりの感銘を受けましたが 「ベクレル製菓」とか「シーべルト化粧品」というテロップの方が私の好みです。
「タイガーマスク」や「aicezuki(icezukiだったかしらん)」や「大相撲八百長メール」や「天罰」とか「死の町」はあっという間に忘れ去られてしまいましたね。

2010年, 2009年, 2008年もご覧あれ。

そうそう 朝日新聞朝刊社会面の「尋ね人 昌弘さんへ 兄弟皆心配しています。何も気にする事はありません。至急家に連絡してください。 森 澄江」も捨てがたい味が。

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