January 27, 2012

Love Rollercoaster / Red Hot Chili Peppers

Beavis and ButtのHead Do Americaより。
Ohio Playersの原曲からの進化はそれほど感じません。
改めて Ohio Playersの普遍性及び先見性を再認識させられた楽曲です。

衣装的には Ohio Playersの圧勝。
Red Hot Chili Peppersは井手らっきょさんのようにすぐ裸になってしまいます。

「Ohio Players Gold / Ohio Players」をヴィニール・コレクションに追加しました。

1201ohio

Ohio Players Gold / Ohio Players / 1976年
Ohio Playersというと 官能的なJacketが評判になりましたが 私にとっては 武田久美子さんや渡辺美奈代さんのセミヌード同様 今ひとつ刺激に欠け隔靴掻痒の感は否めません。

解説(越谷政義)より

「スキン・タイト」「ファイアー」そしてレイテスト・ヒット「いかすぜ!クー!」・・・・・・といったベスト・セラーに加えて新作2曲をも収録されているこのオハイオ・プレーヤーズのニュー・アルバムはまさに"ゴールド!"。70年代に入ってファンキー・ソウル・グループとして名声を博し今や名実共にソウル界のナンバー・ワン・グループとして各方面から絶賛されているオハイオ・プレーヤーズの全貌をこの"ゴールド"で完璧に知ることが出来る――
(中略)
 オハイオ・プレーヤーズも1974年、"からっ風の街 / Windy City"イリノイ州はシカゴに本拠地を構えるマーキュリー・レコードに移籍し、より大型化したクリエイティヴな方向性の中からファンキー・ソウル・サウンドを生み出し、それは冒頭で前述したようにあらゆるタイプのコンテンポラリー・ミュージックをクロスオーバーさせより暫(原文通り)新的な姿勢の中で自分達のサウンドを展開していくわけだが、何よりもその中で我々R&B / ソウル・ミュージック・ファンを喜ばせることといえばオハイオ・プレーヤーズのサウンドの基本にはリズム&ブルースがあり、もちろんルーツにもR&Bがあるわけでこのあたりがファンキー・ソウル・バンドでありながらもただ単に今の流れの中に促すだけではなくはっきりと自分達のポリシー、前述したサウンド展開の基本を持っている、といえるわけでそのあたりに15年以上にも及ぶオハイオ・プレーヤーズの地道な努力の跡がうかがえるのだ。


元ローリング・ストーンズ・ファン・クラブ会長"funky Mike"こと越谷政義氏が駆使する「ファンキー・ソウル・サウンド」に「R&B」に「リズム&ブルース」に「ソウル・ミュージック」に「コンテンポラリー・ミュージック」。さらに「ファンキー・ソウル・グループ」と「ファンキー・ソウル・バンド」などの数々の専門用語と思しきカタカナ語。 私のような素人にはその使い分けの尺度がよくわかりません。
何はともあれ Up TempoのSkin Tightにしろ Slow TempoのSweet Sticky Thingにしろ その精緻な音創りは今聞いてもわくわくしてしまいます。

ところで African Americanの音楽に疎い私が かねてより一目置いているのが山田詠美姉御。
今回は日本の方とご結婚ということで吃驚仰天。

03(ゼロサン)創刊号(1989年12月) 新潮社刊(P36)
AMY'S FAVORITE CLUBS IN MANHATTAN
間違いだらけのクラブ選び マンハッタン・ナイトクラビング 山田詠美

(前略)
 さて、イーストヴィレッジまで来たからには、<ペイデイ>のことを書いて置かなくては。ここは、常に移動しているので、場所を決めてしまうわけにはいかない。今回は、グランドストリートの大講堂。ニューミュージックセミナーという催しがあり、私たちは狂喜した。だってアイスTとか、MCハマーがステージで演るって言うんだもん。もともとラップミュージック中心だった<ペイデイ>とはいえ、二つまとめて見られるなんて、あまりあることじゃない。会場には、短パンにナイキかサンダル、短パンをかくすくらいにぶかぶかのシャツを着た黒人の男の子が大集合。ボックス型のヘアカットにベンツやヴィトンのマークを刻み込んだ男の子たちが、胸のアフリカンペンダントをぶらさげて、盛り上がろうとしていた、のだが、催しもののために、プレス人口が多く、ラップコンサート本来の行儀悪さに欠けて、いまいちであった。
でも、私は、見物人の中に、あの一文字眉毛のアル・B・シュアを見てしまったのだ。たくましく男らしいアル・B!と思いきや、彼は単なるデブであったので、悲しかった。おまけに、MCハマーは、演らないし。ジャングルブラザースの呑気な面々が出て来たのは、もうけものであったが。実際に見たアイス・Tは、雑誌の<ラップマスターズ>なんかで見るより、ずっと格好良かった。思わず、彼と一緒に、裸のけつをつかんで、ファックしろ!と叫んでしまったはしたない私であった。でも、彼とLLクールJは、やはり仲が悪いのだと再確認。Jは、皆に嫌われているみたいだ。

ニューヨークの夜を活写。
ただ当時の私はこれを読んでもちんぷんかんぷんで さすがは詠美姉さんと感服した次第。

120103

「03(ゼロサン) 創刊号」には
他にも
 高城剛さんが「ディスコ・カルチャーからクラブ・カルチャーへ」という文章を寄稿
 Dr.Dreがアンケートに「暇なときにすること:セックス」「ひとに自慢できること:セックス、レコード、厚い胸板」と回答
 ジェイ・マキナニーが対談に登場
 1986にKurt AndersenやGraydon Carterによって創刊されたNew YorkのSPYという雑誌について
 ウォーホールとInterview誌の20年
などなど なかなか興味深い内容。
ただ あくまで突出することなく中道を歩まんとする一介の市井人たる私としては かけ離れた世界の話が多く 買い続けることはありませんでした。

そうそう 私のお目当てはスパイク・リーのInterviewでした。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

January 21, 2012

写真時代 1987年6月号 日光東照宮 森山大道 

1201shashin_2

美しい写真の作り方(P59)

1201moriyama1_2

 今月行ってきた、日光は東照宮にしてみたところで、それこそ、僕にとっては恐怖のイメージの対象以外のなにものでもない。あんなに気味の悪いイメージの集合体など、めったにあるものではない。
 陽明門ときたら、まるで忌わしい病原体がびっしりはびこっているごとく、エタイの知れない化物が無数にぶら下がっているし、ケッタイなパターンで、全身疥癬病みのようにおおわれている。
 徳川だか何だか知らないし、神佛混淆だか何だか知らないが、霊柩車さながらの金ピカだったり、佛菓子そっくりの極彩色だったり、死化粧を思わせる白塗りだったりで、気味が悪いったらありゃしない。
(中略)
 あんまり怖い々々と書いていたら、いまは夜中のことでもあるし、本当に怖くなってしまった。雨の音がシトシトと聞こえていて、それも怖い。よせばいいのに、ふっと、東照宮を陽明門ごと暗い海の底に沈めて考えてみた。薄明のなかに、ゾーッと寒いイメージが浮かんで見える。あゝ、もう止めることにしよう。人間のことっていうものは、本当に恐ろしいことばかりだ。

1201moriyama2

1201moriyama3

栃木県の皆さん ごめんなさい。 あくまで森山大道氏の見解です。
私は子供の頃から 林間学校や修学旅行にスキー教室と 日光は非常に馴染み深い観光地。
大人になっても 家族で金谷ホテルに幾度か宿泊するなど 日光は大好きです。

森山さんは 日光東照宮でもモノクロなのだと妙に感心した覚えが。
石垣章さんは当然カラーです。
浴衣姿も凛々しい女性は今話題沸騰の芥川賞選考委員の方との噂も...
(私は良識派なので拡大しません)

1201eyamada

閑話休題 森山さんに戻りますが 「トライX増感」でお馴染みの森山さんでさえデジタルカメラ作品展を開く時代ですから コダックの倒産も仕方ないですね。

などと言いつつ モノクロな印象の「黒い塔 / P・D・ジェイムズ」を海外推理小説に追加しました。

1201blacktower

黒い塔 / P・D・ジェイムズ
(早川書房 1994)
主人公: アダム・ダルグリッシュ(犯罪捜査部の警視)

三十年来の知己である神父より相談事があるとの手紙が。 折悪しく 警視は肺炎(当初白血病との診断)で入院中。退院後 静養がてら神父を訪ねるも既に死亡 相談事の内容は判らず終い。 神父はドーセットの障碍者用療養所で教師を。 所長は多発性硬化症を患うも仏の巡礼地に行き奇跡的に完治とのこと。 さらに警視が神父の遺品を整理している間に 事故死や自殺が相次ぐなど何やら怪しげな展開。 患者さんも職員も皆一癖あって人間模様を満喫。 ダルビッシュの大リーグ入りから ダルグリッシュ警視を連想...

ダルグリッシュ警視が こんなシャツを着てはいけないと私は思います。

| | Comments (1) | TrackBack (0)

January 15, 2012

Don't Forget Me / Neko Case

本家のNilssonも味わい深いものがあるのですが この頃から喉の荒れが気になりだしました。

Elvis Costello, Sheryl Crow, Jesse Winchester, Ron Sexsmithは手持ち無沙汰というか休憩中。
ちょっと間が持てない感じが面白いです。
Costelloは寝ているのかしらん?
「Sandman / Nilsson」をヴィニール・コレクションに追加しました。

1201nilsson

Sandman / Nilsson / 1976年
邦題は「眠りの精」。 背表紙は「L」が一つ多い「Nillsson」になっています。

1201nillsson

帯には「ボトルを抱えた砂男は、おかしなおかしな眠りの精なのです...... 」と。
お酒のせいでしょうか 曾ての美声が随分と損なわれ 嗄れ声になってしまったのが残念です。

ニューミュージック・マガジン 1976年4月号 今月のレコード(P186)
評者 亀渕昭信 評点 93点

こんなに素晴らしいレコードを聴いたのは久しぶりだ。増々、ニルソンが好きになってしまった。アイ・ラヴ・ユー・ムーチョムチョ!!
前のアルバムは、僕にとって少しピントはずれだったので、僕もついに波長が狂って来たのかと思った、けど、今度はピッタリ。
 真面目さとジョークと狂気、そして暖い心根が渾然一体、行間ではなく、溝間からにじみ出て来るのであります。ああ、ニルソン.........!! あなたは、アル中のフランケンシュタイン・アインシュタイン・キング・コングなのだ。あなたは、多分、エンサイクロベディア・ブリタニカには載らないだろうけど、エンサイクロベディア・カメブチ家には、絶対、載る人なのだ。あなたは、ロックとか、ポップスとか、更には音楽なんて枠から、既に、はみ出してしまったのだ、IQ300なのだ。凄い人なのです。
 ヴァン・ダイク・パークスも、もう少しで、小便ちびりそう、ヤッホー!

なんとも独特な語り口調の文体です。 ちょっと付いていけない部分もあります。 嵐山光三郎さんや椎名誠さんや南伸坊さんや渡辺和博といった昭和軽薄体を先取りしたかのような饒舌。
Album自体も少々羽目を外し過ぎたきらいがあり 亀渕氏の文章とともに もう少し抑制を効かせていただきたかったとの思いが。 とは申すものの The Ivy Coverd WallsからThursday Or, Here's Why I Did Not Go To Work Todayの流れは素晴らしいです。

| | Comments (2) | TrackBack (0)

January 09, 2012

Walk On The Wild Side / Lou Reed

Lou Reedで思い出すのがGet Crazy
これは その流れと捉えれば良いのでしょうか?
「とんねるず」が北島三郎邸で好き勝手をしたような感じでしょうか...(生でダラダラいかせて)
Sister RayでRockに開眼した私としては 今ひとつ腑に落ちない部分も少し。
"What’s happening, Lou? Do you need money?"との声も。

まだまだお屠蘇気分も抜けきらず いわゆる正月番組代わりに Mad DrummerやBeatallicaやSteven Hallなどをだらだらと眺め 無為に過ごした3連休でした。

何はともあれ この人達のこの曲サイケ時代のは行からわ行までのリンクを更新しました。
「抜粋」
Fugs / Turn On, Tune In, Drop Out
Leafhound / Drowned My Life In Fear
Mott The Hoople / All The Young Dudes
はっぴい・えんど / 12月の雨の日
Man / Erotica

我が家のお屠蘇

1201otoso_2

100年ぐらい経っているので あちらこちら欠けてしまっています。
本当はちょっと気持が悪いのですが...

| | Comments (1) | TrackBack (0)

January 08, 2012

Touch Me / Arbors

DoorsのCoverです。本家のArrangementC'mon Marianne / Four Seasonsに似ていて あまり好きではなかったのですが こちらはまあまあ許容範囲かも。

「ニューミュージック・マガジン 1969年12月号 今月のレコード(P78)」を見ていて思い出した人達。
朝妻一郎さん曰く
 レターメンが認められ出している。今、ヒットしかけている「涙のくちづけ」が本格的なヒットとなれば、こうした種類のグループがもっと台頭してくるだろう。
 その中でレターメンに次いでスターになるのだろう、と思われるのが、このアーバーズ。ヴォーグスは少しコーラスがアラいし、アソシエイションがだんだん難しい方向に進みつつあるので、この、ハーモニーの美しさを生かすことを表面に出しているアーバーズなど、その資格は充分だ。

とのこと。
なお評点は72点で 「Paul Butterfield Blues Band / The Paul Butterfield Blues Band」の70点(評者 日暮泰文さん)を上回っています。

ということで「Paul Butterfield Blues Band / The Paul Butterfield Blues Band」を定番のCDですに追加しました。
No.19

1201paul

362.Paul Butterfield Blues Band / The Paul Butterfield Blues Band (1987年 / 7294-2)
Paul Butterfield Blues Bandは高校時代に友人から借りたEast-Westが初体験。一番良く聞いたのが兄の持っていたIn My Own Dream。何はともあれ 禁欲的に我が身を律し Blues道を極めようとする姿勢に心打たれます。
この頃は私もまだ Rock体験の空白部分を埋めるべく日々研鑽を積んでいたということかも。

ニューミュージック・マガジン 1969年12月号 今月のレコード(P81)
評点 70点 評者 日暮泰文
 白人さんがブルースをおやりになっているのを聞いても、以前のように「アー、耐えられない」なーんて思うことはなくなったけれど、このLP両面に針を通し終わっても、僕の頭には何も残らなかった。アレンジでごまかそうとしているけど、単にシカゴ・ブルースをよりらしく再現しようとしただけのこと。でも、今や音楽的にかなり成長したホワイト・ボーイ達のイニシャルLPとしての価値は認めてよいと思う。 思うに、白人の恐らく全部と黒人の一部、例えばタージ・マハール、はブルースを頭でやっている。生命力溢れるブルースと、ヤワな歌との違いが、ここに出てくるというわけだ。もちろん、このLPで聞かれる音楽は後者に該当する。
 さて、ブルームフィールドのブルース的ロック・ギターは、軽く流れるきらいはあるものの、聞かせどころを心得ているのは憎い。ポールのハープは、往年の面影をなくしたウォルター・ホートンを多少パワーフルにした程度。A5のサミー・レイのヴォーカルというのは最大のプレゼントだった。

最近では これだけ感じの悪い文章はあまり見かけません。
田中康夫さんぐらいでしょうか?
嫌いではありませんが 根拠のない「優越感」「差別感」は若干みっともないかも。
ペルー日本大使公邸占拠事件人質解放後記者会見の青木盛久閣下や原発事故直後の班目春樹原子力安全委員会委員長やいつもの石原慎太郎東京都知事を想起。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

January 01, 2012

Puff The Magic Dragon

| | Comments (0) | TrackBack (0)

December 31, 2011

荷風散人の大晦日(断腸亭日乗より)

大正14(1925)年
日暮里病院の帰途桜川町の女を訪ふ。
淫蕩懶惰の日を送りて遂に年を越しぬ。

昭和2(1927)年
初更お歌来る。
除夜の鐘鳴りやみし時、お歌の帰るを送りて門外に出でて見るに、上弦の月は既に没し淡烟蒼茫として四鄰の樹木を籠めたり。

昭和3(1928)年
女好きなれど処女を犯したることなくまた道ならぬ恋をなしたる事なし。
昭和5(1930)年
郵船会社の株は無配当となり、東京電燈会社の如きも一株金壱円の配当なり。されど予が健康今年は例になく好き方にて夏の夜を神楽阪の妓家に飲みあかしたることもしばしばなりき。五十二歳の老年に及びて情癡なほ青年の如し。
昭和8(1933)年
余今日までいろいろの女と交際したれど、この度の如く何の関係もなき唯の知合ひの女より突然金の無心を言はれし事なし。
昭和12(1937)年
芝口の金兵衛に至りいち子と共に茶漬飯を喫す。いち子余が家に来り小憩して後麻布十番なる姉の家に行くとて待たせ置きたる円タクに乗りて去れり。
昭和15(1940)年
宿屋に泊り下女に戯れて恥をかかさるるも何のとがむる所かあらむ。人間年老れば誰しも品行はよくなるものなり。
昭和16(1941)年
寝に就かむとする時机上の時計を見るに十二時五分を過ぎたるばかりなれど除夜の鐘の鳴るをきかず。これまた戦乱のためなるか。恐るべし恐るべし。
昭和18(1943)年
今は勝敗を問はず唯一日も早く戦争の終了をまつのみなり。
かくして日本の国家は滅亡するなるべし。

昭和23(1948)年
夕餉を終りし時停電となる。昨夜春街氏の携来りし石油ランプにて辛じてこの日の事をしるす。
かくして戦後の第四年は過ぎ去りぬ。

かくして 若い頃の荷風散人に負けず劣らず女性関係の派手なミカエル・ブルムクヴィストが活躍する「ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士 / スティーグ・ラーソン」を海外推理小説に追加しました。

1112millennium3

ミレニアム 3 眠れる女と狂卓の騎士 / スティーグ・ラーソン
(早川書房 2011)
主人公: ミカエル・ブルムクヴィスト(ミレニアムの発行責任者・共同経営者・記者)

リスベットはザラや金髪の巨人との死闘で重傷を負い入院。 公安警察特別分析班は過去の策謀が白日の下に曝されるのを恐れ リスベットの口封じなどを画策。 そしてミカエルは その実態の本格的調査を開始。 特別分析班の危機管理は オリンパス㈱の菊川・森・山田組や大王製紙㈱の井川家を想起させるものが。 光源氏や若き日の荷風散人のように華やかなミカエルの女性遍歴は相変わらず。 新たに女性が登場する度「ミカエルの毒牙にかかってしまうでは」などと物語の展開以上にハラハラ。 結局一名がミカエルの手中に...

お正月にゆっくり読むつもりだった「ミレニアム」三部作は読了。どうしましょう...
講談社青い鳥文庫の「源氏物語」と「平家物語」でも読みましょうか。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

December 29, 2011

Maria / Blondie

再結成後の1999年の曲らしいのですが 私は「ミレニアム2」で初めて知りました。

上巻(P462)
 やがて携帯電話の電源を切り、ベッドにもぐりこんだ。しかし十一時をまわってもまだ眠れない。ミカエルは起き上がると、コーヒーメーカーのスイッチを入れた。CDプレーヤーのスイッチも入れ、デボラ・ハリー(1945~。アメリカの女性ミュージシャン。ロックバンド"ブロンディ”のボーカリスト)の歌う『マリア』に耳を傾けた...

デボラ・ハリー姐のお誕生日は7月1日とのこと。
このLiveは「July 10th, 2011」となっているので 御年66歳の雄姿。
ある程度の劣化や蝋人形化の兆候は否めないものの 一定の水準を維持。深い意味はありませんが 和田アキ子さんは1950年生まれで 山本リンダさんは1951年生まれ。

といったところで 「ミレニアム 2 火と戯れる女 / スティーグ・ラーソン」を海外推理小説に追加しました。

1112millennium

ミレニアム 2 火と戯れる女 / スティーグ・ラーソン
(早川書房 2011)
主人公: リスベット・サランデル(フリーの調査員)

「ミレニアム 1」でミカエルを助けた天才ハッカーが主人公。 月刊誌「ミレニアム」から人身売買・強制売春を題材にした本を出版する予定だったカップルが殺害され 現場に主人公の指紋のついた銃が。 そして警察とは別の主人公を狙う一団。 前作では「源氏物語」を連想しましたが 本編では合戦が中心で犠牲者も多く「平家物語」を想起。 「一の谷の合戦」「屋島の戦い」「壇ノ浦の合戦」などと比べつつ 「源義経」「弁慶」を筆頭に「源頼政」「平清盛」「平宗盛」「平教経」「源頼朝」「常盤御前」などに 登場人物を当て嵌め一人悦に入るのでした...

私のお気に入りは 敵役ザラ側の弁慶と思しき「無痛症で身長は2メートル、体重は130から140キロ」のロナルド・ニーダーマン(金髪の巨人)
「身長は193cmから201cm、体重は115から146キロ」のハルク・ホーガン(Hulk Hogan)と同程度の体格ということに。(身長・体重はWikipediaより)

下巻(P262)でのリスベット側の弁慶と思しき「元プロボクサー」パオロ・ロベルトとの闘いは「Rocky III」以上の迫力かも。

4分30秒辺りから。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

December 23, 2011

Immigrant Song / Trent Reznor & Atticus Ross (featuring Karen O)

「ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女」のハリウッド・リメイク版より。
Nine Inch NailsとYeah Yeah Yeahsという組み合わせ。

Sweden といえば ABBAはともかく 「スエーデンの城(Chateau en Suede)」のテーマ曲の他 Spotnicks, Europe, Yngwie Malmsteen辺りが頭に浮かんでしまいます。
ハリウッド版ではLed Zeppelinを選択と...
確かにMando Diaoではなくて Death Goth MetalなKatatoniaとかTiamatの方がリスベット姫の好みのようですが。
AXNミステリーで盛んに宣伝されていた「ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女 (スウェーデン版)」も見ないように気をつけて ひたすらお正月に読むのを楽しみにしていたのですが うっかりパラパラと頁をめくったところ 一気に読了してしまいました。

といったところで 「ミレニアム 1 ドラゴン・タトゥーの女 / スティーグ・ラーソン」を海外推理小説に追加しました。

1112stieglarsson

ミレニアム 1 ドラゴン・タトゥーの女 / スティーグ・ラーソン
(早川書房 2011)
主人公: ミカエル・ブルムクヴィスト(ミレニアムの発行責任者・共同経営者・記者)

花森安治さんか梶山季之さんか矢崎泰久さんのような主人公が 自衛隊のクーデター計画の楢崎議員や堀江メール事件の永田議員のように偽情報に基づく記事を書き 名誉毀損で有罪に。 そんな時 兄の孫娘が失踪した件を調査して欲しいとの大手企業の元会長の依頼あり。 話の展開に加え 主人公の「大桃・麻木」同時進行の山路徹くんを凌ぐ光源氏並みの女性遍歴に反応。 源氏物語の「紫の上」「明石の上」「葵の上」「六条御息所」「空蝉」「夕顔」「雲井の雁」など 登場する女性を当て嵌め一人悦に入るのでした...

なお 源氏物語には何度も挑戦したのですが 漫画も含め一度たりとも通読できたことはありません。
結局 私の源氏物語についての知識は 中学生の頃読んだ「現代思想社刊 現代教養文庫 源氏物語入門(池田亀鑑 著)」と村山リウさんのお話の聞きかじりだけで今日に至っている次第。


円地文子さん(新潮社刊)の場合は 全十巻のうち 巻二で頓挫しました。

1112genji

| | Comments (0) | TrackBack (0)

December 19, 2011

Raise Your Hand / Tom Jones with Janis Joplin

ほぼ互角の勝負ということにしておきましょう。
ただ腰の動きでは やはりTomに軍配を。

Tina Turnerはどうでしょう。
お相手がMickの時に比べると 随分とTinaの行儀が良いような気がします。

Chaka Khan辺りは あっさりと圧倒。

Aretha Franklinは 結構寛いでいるような気がします。ただ「変な英国人ね」という戸惑いも少し...

Joe CockerMichael McDonaldが血だるまにされた Abdullah The Butcher否 Patti LaBelle姐との闘いは見つかりませんでした。残念。

ということで 日本の狂信的Rock青年たちから迫害を受けていた「Live At Caesars Palace / Tom Jones」をヴィニール・コレクションに追加しました。

Live At Caesars Palace / Tom Jones / 1971年

1112tomjones

この迫力は この時点でPresleyを凌駕し Iggy PopもAxl RoseもEddie Vedderもたじたじです。 ただ 当時の私としては Nat King Cole以上に聴いていたことを秘密にしていました。 1970年代初頭 Rock全盛期にTom Jonesを聞いていることを仲間のRock青年たちに知られれば 鞭打ち・火責め・水責めに遭い 三角帽を被され自己批判の札を首から下げさせられ 市中引廻しの上 磔・獄門にされたかもしれません。 Bobby CaldwellやBoz ScaggsやHall & Oatesまで含めてBlue Eyed Soulと称される方々が African Americanの持つ一種の灰汁を取り除いていらっしゃるのに対し Sir Tom Jonesの場合は Blue Eyed Soulの範疇には収まりきらぬ部分が多々見受けられます。 特に猥雑な腰の動きは チョコボール向井さんか加藤鷹さんに匹敵。

解説より (青木啓)
 待ってました!!と大向うから声が飛んでくるに違いない、これはトム・ジョーンズのニュー・アルバム。しかもライヴ・レコーディング2枚組とあっては、ファンたるものうれしくならずにはいられない。 トム・ジョーンズのステージが、どれほどエキサイティングな迫力とスリリングな魅力に満ち溢れたすばらしいものであるということは、今さら改めていうまでもあるまい。それは1970年5月から本邦各地で放映されたTV番組「トム・ジョーンズ・ショウ」(原題は"This is Tom Jones"という)で多くの人が知っているはずだ。この「トム・ジョーンズ・ショウ」をみたことによって、私たちはスゴイ、スゴイといわれていたトム・ジョーンズのほんとうの魅力が理解できたのだが、それまであまりトム・ジョーンズに関心のなかったポップ・ファンをも、がぜん熱烈なトム・ジョーンズ党に引きずり込んでしまったのも、この「トム・ジョーンズ・ショウ」だった

Guitarは もちろんRichie BlackmoreやJimmy Pageの師匠筋にあたるあのBig Jim Sullivanです。

Jerry Reed, Glen Campbell, Big Jim SullivanにTom Jonesが加わった夢の共演も。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

«Up Up Up / Givers